*−現代(短めの台詞)−*

No.21 『口をふさげ』
「ぼ、僕は恥ずかしくなんてないよ?いや、ほらさ。君の台詞がくっさいなぁ。と思っただけで……。いや、もうそれ以上言うなよ。口をふさげってば!」

No.22 『アレが欲しい!』
「あのねあのねあのね!あたし、アレが欲しい!ほ、ほら、今ちまたで有名なアレよ!え?わかんないの?アレ、ちょーーーーーー有名じゃん!やだやだ、アレが欲しいの!!」

No.23 『説明しただろ?』
「はぁ。だから、この間も説明しただろ?なんでわからないかなぁ。だーかーらー、違うって!ここは、こう!……いや、そっちは……ばっ!それだとまったく違うものになっちまうじゃねぇか!……わかった、最後まで付き合ってやるからさっさとやれよ……。」

No.24 『欲張り』
「あっはっは、いいじゃないか。笑って生きられればそれで。他に何がいるっていうの?君は、欲張りだね。そんなに手に一杯抱えながら、それでも他の物に手を出そうとして。そのうち、何もかも失くしてしまうよ?」

No.25 『言えないこと』
「言いたいことがある。だけど、きっとこれを言ってしまったら……そうだね、未来なんてどうなるかわからないものだよね。言いたいこと、言ってしまった方がいいのかもしれない。でも、ごめんね?やっぱりボクには言えないや。」

No.26 『腹くくれ』
「理不尽な話しだねぇ。ったく。どんだけ働いても、これっぽっちしかもらえないなんて。お前さんも不幸の星の元に生まれているというか、報われない奴というか…もういっそ、腹くくっちまいな。」

No.27 『どうでもいいやの合言葉』
「どうでもいいや。それが僕らの合言葉。どうでもいいやと口ではいい。心の中でどうやって相手を蹴落とそうか必死に頭を回転させている。そんな奴等の合言葉。それが、どうでもいいやの合言葉。」

No.28 『おせっかい』
「知ってるかい?実は、君と僕の間に見えない壁が存在していることを。君は、必死にあがいて壁を登ろうとしているけど、僕はそれが、どうにもうっとうしくて仕方がないんだ。知ってるかい?それを世間で何ていうか。おせっかい。って言うんだよ。」

No.29 『意味』
「意味ってあると思う?こんな言葉に、意味なんてあると思う?言葉ってさ、感情が伴わないと意味を成さないと思うんだ。ほら、今の君だって、きっと言ってることと違うこと。考えてるんでしょ?」

No.30 『忘れちゃった』
「こんにちわ。初めましてだよね?な、なに?その顔。もしかして、会った事あったっけ?……ごっめーん、忘れちゃったぁ!あははははは!」

No.31 『のんびり』
「何もかも忘れて、のんびりしたいもんだね。なんて、君には無理な話しか。仕事命の君が、そんな風にのんびり空を見てるなんて、想像できないもんね。」

No.32 『恥ずかしい奴』
「俺がいつ、お前を赤の他人だって言った? そんなこと一度も思ったことなんかねぇぞ。勝手に勘違いしてそんな顔すんじゃねぇ。言葉にしなきゃわかんねぇのかよ? 恥ずかしいやつ……。」

No.33 『ずるいよ』
「君ってばずるいよ。僕が欲しいもの全部持ってるくせに、プライドに囚われてそれ全部捨てようとするんだから。捨てたらもう戻ってこないんだよ? わかってる? 僕は君にそれ全部、大切にして欲しいんだ。僕のようになってほしくないから。」

No.34 『保険医』
「はい、熱はなし。喉も腫れてません。え?頭痛?それでは頭痛薬だけだしておきましょう。いっておきますが、私の保健室は、仮病の人を休ませるほど安くはありませんから、ご理解くださいね。」

No.35 『医者?』
「なんだ?風邪か?じゃあ、これでも飲んどけ!大丈夫、風邪なんてぇのは寝てりゃあ治るもんだ。それと、風邪だからって、食べ過ぎるなよ?最近の奴は普段食いすぎだからなぁ。病気の時ぐらい食わない方が逆に身体にいいんじゃねぇか?」

No.36 『過ぎ行く時間』
「隣に居る君が笑ったら、僕も思わず笑ってしまう。嬉しくて、楽しくて……だけど、過ぎ行く時間は空しくも早かった。大人になるのも早いもので、今はもう……君がどこで何してるかなんて、僕は知らないんだね。」

No.37 『暑いってこと。』
「空に光る茜色。一瞬の光は今日の終わりを告げ、また明日。と、影が伸びて腕を振る。夕闇に、鳴くは蛙と思しき声、肌を撫ぜる風は昼の名残を携えて、もうすぐ初夏の始まりを告げる。……ようは、暑い。ってこと。」

No.38 『洗濯バサミ』
「あー、くっそねむい。ねむいねむいねむいねむいっ!……眠いときに目を覚ますには、テレッテレ。ここに洗濯ばさみがあります。どうするでしょう。正解は、鼻の頭につける!でした!――っ!いったぁああ!!」

No.39 『七転び八起き。』
「くよくよするなよ!いつまでも気に病んだってしょうがないじゃないか。ほら、七転び八起きってあるだろ?え?七回も転んでるって?いいじゃん、その分八回起きてるんだから!転んだままじゃ歩けないけど、起きれば歩けるんだからさ。何回転んでも、その度に何回でも起き上がればいいのさ!だから、頑張れよ!」

No.40 『縁側で』
「縁側で、のったりまったりいい気持ち〜。緑茶には、茶柱一本立っている。あぁ、幸せって、こういうこと言うのかなぁ?ありふれた日常で、この縁側でのんびり外を眺めること。僕は好きだなぁ。時間がゆっくりと流れるのを感じられて……。」