*−狂い系(短めの台詞)−*

No.1 『首を絞めただけなのに』
「殺す気なんてこれっぽっちもなかった……ただ、軽く首を絞めただけなのに。あっさりと。あっけなく。彼女は……ふふ。ふふふふ。可笑しいったらないよ。あははははははは。」

No.2 『もうすぐ君の場所へ』
「あははははは、悲しくなんかないっ。悲しくなんかないよっ!僕は、今までそういう道を歩いてきたんだから。そんなの、自業自得っ。僕も、もうすぐ君と同じところへ行けるさ。あははははは。」

No.3 『咲く花が』
「咲く花が綺麗だと君はそういった。 本当に、そう思う? この真っ赤な理由も知らないで。よくもまぁ、そんなことが言えたものさ。僕には何より醜く見えるよ。この花と……君のその笑顔が。」

No.4 『私が貴方に』
「私が貴方になってあげる。だって、貴方は自分が嫌いなんでしょう?なら、いいじゃない。変わりに私が貴方になってあげる。今更、どうしようもないのよ…?」

No.5 『天国と地獄』
「天国と地獄。君ならどっちに行きたい?そうだ。一言忠告してあげる。天国も地獄も紙一重なんだよ。どういう意味かは自分で考えてよね。くすくす。」

No.6 『こんな世界』
「こんな世界なんて滅んでしまえばいいのよ。ふふふ、そう、こんな世界滅んでしまえば私も消えることが出来るのに。あははははは。」

No.7 『嘘つき』
「どうして僕は、こんなにも嘘つきなんだろう。この顔も声も感情でさえ僕でない。別のもの。本当の私は、こんなにも彼とかけ離れているのにね。はははは。」

No.8 『私のために』
「笑って?私のために。泣いて見せて、私のために。怒って見せてよ。私のために。ねぇ、貴方は私を見てる?私が居る事を。わかってる?ねぇ、私のために。何でもいいからしてみてよ。」

No.9 『摘んだ花』
「一つ摘んだ花。君の笑顔。目を閉じれば思い出す幸せな時。でもね、もう帰らない。もう戻らない。わざと手放したそれは僕を忘れてく。」

No.10 『血の色みたい』
「夕立前の空って見たことある?真っ赤でさ、すごいんだよ!そう、まるでさ……血の色みたい。だんだんと赤黒くなるところなんかとくに?なっ、わかるだろ?」

No.11 『逃がさない。』
「逃がさない。どうあっても逃げようとするなら、いっそ脚を失くしてしまおうか。それでも喚くというならば、舌を焼ききってやろうか。なお、僕を見ないと言うなら、目を串刺しにしてやろう。……逃がさない。僕の隣で動かなくなるまで……。」